ビッグローブ株式会社
ビッグローブ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役社長：山田 靖久、以下 BIGLOBE）は、お客さまをフィッシング詐欺などの巧妙ななりすましメールから守るため、セキュリティ対策を強化します。
2025年7月28日より、送信ドメイン認証技術「DMARC（ディーマーク）（注１）」のポリシーを強化します。また、2025年内を目処に、BIGLOBEからの正規のメールにブランドロゴを表示する技術「BIMI（ビミ）（注２）」への対応も予定しており、段階的にセキュリティを強化してまいります。
近年、実在する企業やサービスを装い、偽のウェブサイトへ誘導して個人情報やクレジットカード情報などを窃取する、悪質ななりすましメールが社会的な問題となっています。今回の対策強化により、BIGLOBEになりすました不正なメールがお客さまの元へ届きにくくなります。
BIGLOBEからお送りするメールのドメイン（biglobe.ne.jp）のDMARCポリシーを、より強固な設定に変更します。
DMARCは、送信元が偽装された「なりすましメール」を、受信側のメールサーバーがどう取り扱うべきかを宣言する仕組みです。今回の変更により、BIGLOBEになりすました不正なメールは、お客さまがご利用のメールサービスの迷惑メールフォルダへ隔離（quarantine）される可能性が高まります。
DMARCポリシーを「none（何もしない）」から「quarantine（隔離）」へ変更
BIGLOBEは、今後もお客さまが安全にインターネットをご利用いただける環境の実現に向け、継続的にセキュリティ対策に取り組んでまいります。
※今回の対策によりBIGLOBEからのメールの安全性が向上しますが、引き続き、心当たりのない件名のメールや、送信元に違和感のあるメールにはご注意ください。そのようなメールに記載されているURLを安易にクリックしたり、添付ファイルを開いたりしないようお願いいたします。
ご参考
BIGLOBEを騙るフィッシングサイト・フィッシングメールにご注意ください。
https://support.biglobe.ne.jp/news/phishing.html2025年3月25日発表のプレスリリース
より安心できるセキュリティサービスへ刷新 「トータル・ネットセキュリティ」に個人情報保護・AI詐欺対策などを追加
https://www.biglobe.co.jp/pressroom/info/2025/03/250325-1
（注１）
DMARC（Domain-based Message Authentication, Reporting, and Conformance）：送信元メールアドレスのドメインを認証する技術である「SPF」や「DKIM」を利用して、なりすましメールを検知し、その取り扱い（受信を許可、隔離、拒否など）を制御するための仕組み。
（注２）
BIMI（Brand Indicators for Message Identification）：DMARCによる送信元認証に成功した正規のメールに対し、対応するメールクライアントの受信トレイに企業のブランドロゴを表示させる仕組み。