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BIGLOBEがアジア、米国との海外接続バックボーンを強化

~新たにシンガポール、香港へ接続、ロサンゼルスの帯域を拡大~

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2013-12-25

NECビッグローブ株式会社

BIGLOBEは、日本、シンガポール、香港を結ぶバックボーンネットワークを構築しました。また、米国ロサンゼルスへの接続において、帯域を6Gbpsから10Gbpsに拡大しました。これにより、BIGLOBE会員は、アジアや米国で提供されているソーシャルネットワークサービスやクラウドサービスなどが、より高品質で利用できるようになりました。

BIGLOBEでは、これまで海外へのインターネット接続を、大手通信キャリアのIPトランジットサービスを通じて実現してきましたが、海底ケーブルシステムを自ら調達することで、アジアや米国の事業者との直接接続を可能としました。これにより、通信遅延が改善し接続性が大幅に向上するとともに、IPトランジットサービスにかかるコストを抑制し、海外接続コストの削減を実現しました。

 

■バックボーンリスト

区間

帯域

海底ケーブル

提供事業者

アジア

東京~シンガポール

2.5Gbps

C2C

Pacnet

東京~香港

10Gbps

TGN-IA

Tata Communications

香港~シンガポール

2.5Gbps

SJC (注1)

PCCW Global

米国

東京~ロサンゼルス

10Gbps

EAC Pacific

Pacnet

東京~サンノゼ

6Gbps

TGN-Pacific

Tata Communications

 

■インターネットエクスチェンジリスト

接続先

インターネットエクスチェンジ

アジア

シンガポール

Equinix (注2)

香港

HKIX

米国

ロサンゼルス

Any2

サンノゼ

Equinix

 

また、アジアにおけるバックボーンネットワークは、本年12月12日にクララオンライン社とシンガポールに共同で設立した「FullRoute Pte.Ltd.」のインターネット事業基盤として提供します。

BIGLOBEはバックボーンネットワークの海外展開を推進することで、BIGLOBEを通じてインターネットをご利用いただくすべてのみなさまに、快適にインターネットが利用できる環境を提供してまいります。


(注1)
現時点ではAPCN2を利用しており、2014年1月中旬にSJCに変更予定

(注2)
FullRoute Pte.Ltdが契約

本件に関するお客様からの問い合わせ先

NECビッグローブ 基盤システム本部
E-Mail: tech-pr@ml.biglobe.co.jp