株式会社ドリームボート
NECビッグローブ株式会社
株式会社ドリームボート(本社:京都市中京区、代表取締役:明石 昌也 以下、ドリームボート)は、高い読み取り性能を実現する、分散キャッシュミドルウェア製品「SkeedDataPool(TM)」をリリースいたしました。なお、製品化にあたっては、NECビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:飯塚 久夫、以下BIGLOBE)のデータセンター上で性能を評価し、製品の品質向上を実現いたしました。
「SkeedDataPool(TM)」は、LAN/WANを通じてデータの共有を実現するためのミドルウェア製品です。大量のデータを遠隔地を含む多数のメンバー/マシン間で共有しなければならないというニーズは、ビジネスにおいてますます高まっています。しかし、既存のファイルサーバーやネットワークストレージでは、遠隔地間においてファイル共有を実現するためにはレプリケーションが必要となり、また、多数のクライアントから、サーバへアクセスする際のネットワーク経路がスループット上のボトルネックになりがちでした。
「SkeedDataPool(TM)」は、P2P技術を活用したドリームボートの独自技術であるSkeedテクノロジー(注1)を最大限に活用することによって、遠隔地を含む多数のマシン間において、管理および拡張が容易で、極めて高い読み取り性能を持つ単一のファイルシステムの構築を可能といたします。
■「SkeedDatePool(TM)」の特長
■「SkeedDataPool(TM)」活用例
BIGLOBEでは、データセンターの取り組みとして、IT機器の効率的な運用を推進しており、P2P技術を活用したドリームボート社の独自技術であるSkeedテクノロジーをネットワークストレージへの応用することにより、データセンターの効率化が図れると早くから注目しておりました。
「SkeedDataPool(TM)」の製品化にあたっては、BIGLOBEのデータセンターを活用しながらSkeedテクノロジーのネットワークストレージへの応用検討及び、スペック検討を共同で実施するなど、本番環境に近い中でテストすることで、製品の品質向上を実現いたしました。BIGLOBEでは、本年3月より本製品の導入を検討しており、データセンターの更なる効率化を図ってまいります。
以 上
(注1)
Skeed テクノロジーとは、大容量/多数のファイルを効率良く保存、管理、送受信するためのドリームボート独自技術群の総称です。
(1) 多数のマシン間における協調動作の実現
(2) キャッシュおよびプロキシによる高速なレスポンスの実現
(3) 各種の独自プロトコルによる、高性能かつ信頼性の高いファイル転送
(4) 暗号技術の活用による厳密なセキュリティおよび整合性の確保
を実現します。
※記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
株式会社ドリームボート 営業部
TEL: 03-5487-1032 FAX: 03-5487-1037
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