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 イーエムシー株式会社
NECビッグローブ株式会社

モニタリング画面

 

イーエムシー株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:近藤毅志、以下 イーエムシー)は、ビルエネルギー管理システム(以下BEMS)(注1)の運用基盤に、NECビッグローブ株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:古関 義幸、以下BIGLOBE)が提供するIaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」を採用いたしました。(http://business.biglobe.ne.jp/hosting/cloud/

夏の電力不足が懸念される中、経済産業省は更なる省エネ推進のため、中小ビルの空調や照明などのビルエネルギーを効率的に管理・制御するBEMSの普及拡大を目指しています。経済産業省がBEMS導入支援事業として実施している「エネルギー管理システム導入促進事業費補助金」(http://sii.or.jp/bems/)において、イーエムシーはBEMSを提供するアグリゲータの1社として採択されています。イーエムシーのBEMS(サービス名称:「EGW+plus」)は、ビルの消費電力をリアルタイムに可視化し、空調や照明の自動制御を行うことで、中小規模企業の省エネを強力に支援します(http://www.emc1.jp/bems/egwplus/)。

本BEMSの運用基盤として、「BIGLOBEクラウドホスティング」を採用しており、低コスト・短期間でのサービス立ち上げや、セキュアで安定したサイト運用を実現しています。

BEMSの運用基盤で「BIGLOBEクラウドホスティング」を導入した成果は以下の通りです。

  1. BEMSシステムの設計から約2カ月で構築
    クラウド上でのシステム構築のため、サーバー調達や、ネットワーク構築する手間がなくなり、BEMSを自社サーバーで構築する場合と比べ約70%短縮し約2カ月で構築。約30台のサーバー構築にあたっては、サーバーを複製するといった方法で、手間を軽減し数日で構築を実現した。
  2. フレキシブルなリソース変更により、効率的な運用を実現
    CPUやメモリなどバリエーションが豊富な「BIGLOBEクラウドホスティング」を活用することにより、必要な時にタイムリーなリソース確保が可能で最低限のリソースから効率的に利用できるため、初期投資を最低限に抑えることができる。イーエムシーは、BEMSを2年間で3,000社への導入を見込んでおり、導入社数の増減に応じてリソースを調整することで、システムの最適化を図り、運用の効率化を実現した。
  3. SLAにより、安定したサービスを提供
    BIGLOBEデータセンターで運用されるサービスを採用したことで、ユーザーデータのセキュアな保管を実現。また、サーバー稼働率99.99%の品質保証を実現する信頼性の高いBIGLOBEクラウド基盤上でサービスを運用するため、ユーザーに安心してサービスを提供できる。

イーエムシーは、エネルギーマネジメントの重要性・緊急性を広く社会に伝えるとともに、今後も「BIGLOBEクラウドホスティング」を活用したBEMS普及を推進することで、企業の省エネ推進を強力にサポートしてまいります。

BIGLOBEは、「BIGLOBEクラウドホスティング」において、Webサービス、フロントオフィス業務のほか、アプリケーション開発といった領域での利用が増えています。今後も機能強化を図り、2013年度末で累計3,000社へ導入し、関連サービス含め売上80億円を目指してまいります。

以上


(注1)
BEMS(Building Energy Management System)とは、ビル等の建物内で使用する電力使用量等を計測蓄積し、導入拠点や遠隔での「見える化」を図り、空調・照明設備等の接続機器の制御やデマンドピークを抑制・制御する機能等を有するエネルギー管理システムのこと。

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