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BIGLOBEが日本と米国間の海外接続バックボーンを強化

~海外サービスの品質向上とコスト削減を実現~

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2012-01-19

NECビッグローブ株式会社

BIGLOBEは、本日よりカリフォルニア州サンノゼのInternet Exchange(インターネットエクスチェンジ)(注1)へ新たに接続し、米国のコンテンツ事業者やクラウド事業者とのダイレクト接続を開始しました。これにより、BIGLOBE会員は、米国で提供されているソーシャルネットワークサービスやクラウドサービスなどが、より高品質で利用できるようになりました。

BIGLOBEでは、日米間のインターネット接続を、従来は大手通信キャリアのトランジットサービスを通じて実現してきました。しかし、日本から米国で提供しているサービスを利用するにあたっては、複数通信キャリアの様々なネットワーク機器を経由しているなどブラックボックスとなっておりました。そのため、BIGLOBEによる主体的なネットワーク制御が難しく、ユーザにサービス品質が担保できない他、トランジットサービスにかかるコストが負担となっておりました。

このたび米国間の専用の海底ケーブルを活用し、米国のInternet Exchangeと直接BIGLOBEデータセンターを直接相互接続することで、米国で提供しているサービスをダイレクトに利用できるようになりました。これにより、サービス品質の向上が図れると共に、トランジットのコストを抑え、海外接続コストを削減することができました。

昨今、インターネットの普及やグローバル化に伴い、海外発のソーシャルネットワークサービスや、海外で提供されているクラウドサービスも日本で普及するようになっております。しかし、海外サービスは海外のサーバ上で動いていることが多く、日本から利用する場合には、様々なネットワークを経由しており、サービスプロバイダーにとって、サービス品質、接続コストの負担がネックとなっておりました。
このたびの取り組みは、こうした課題を解決するものです。今後も快適にインターネットを利用できる環境をユーザに提供してまいります。


(注1)
サービスを提供する複数のインターネットサービスプロバイダー(ISP)やデータセンター(DC)を相互に接続するポイント。複数のサービスの接続回線を1つにまとめる、低コストで複数のサービスと接続するなどの目的で用意されている。

 

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本件に関するお客様からの問い合わせ先

NECビッグローブ 基盤システム本部
E-Mail: tech-pr@ml.biglobe.co.jp