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月経による業務への支障「相談してほしい」男性7割弱
BIGLOBEが「人権とジェンダー平等に関する意識調査」第3弾を発表

~女性ならではの悩みを話す「自然なこと」男性4割、女性3割~

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2021-10-27

ビッグローブ株式会社

BIGLOBEは、「人権とジェンダー平等に関する意識調査」を実施しました。本日、調査結果から第3弾として、主に女性特有の健康課題に関する結果を発表します。

本調査は、全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2021年8月27日~8月30日、調査方法はインターネット調査です。

調査結果のトピックス

  1. 月経による不調やつらさを男性に話すことができる「プライベートな関係」7割弱、「ソーシャルな関係」5割弱
    全国の20代から60代の女性500人に「月経による不調やつらさについて、男性に話すことができますか(できましたか)」を質問したところ、「何も気にせず話すことができる(できた)」、「どう思われるか気になるが話すことができる(できた)」と回答した割合がプライベートで親しい男性(恋人/配偶者など)では7割弱、職場などソーシャルな関係の男性(上司/同僚/友人など)では5割弱という結果となった。
  2. 月経による業務への支障「相談してほしい」男性7割弱
    全国の20代から60代の男性500人に「職場の女性が月経による不調やつらさによって業務に支障がある場合、相談してほしいと思うか」を質問したところ、「そう思う」(24.1%)、「ややそう思う」(42.9%)と月経による業務への支障を相談してほしいと回答した男性は7割近くにのぼった。
  3. 女性ならではの悩みを話す「自然なこと」男性4割、女性3割
    全国の20代から60代の男女1,000人に「女性が、女性ならではの身体の悩みを他人にオープンに話したりすることについてどう思うか」を質問したところ、34.8%が「自然なことだと思う」と回答。男女別では「自然なことだと思う」が男性4割、女性3割と男性の方が高い結果となった。

調査結果詳細

1.月経による不調やつらさを男性に話すことができる「プライベートな関係」7割弱、「ソーシャルな関係」5割弱

全国の20代から60代の女性500人に「あなたは月経による不調やつらさについて、プライベートで親しい男性(恋人/配偶者など)に話すことができますか(できましたか)」を質問したところ、「何も気にせず話すことができる(できた)」(47.4%)、「どう思われるか気になるが話すことができる(できた)」(20.2%)という結果に。「プライベートな関係」では「話すことができる(できた)」が7割弱となった。
年代別では30代女性が最も高く「何も気にせず話すことができる(できた)」が58%と半数以上となり、「プライベートな関係」では「話すことができる(できた)」が7割を超えた。

また、職場などソーシャルな関係の男性(上司/同僚/友人など)に話すことができますか(できましたか)」については、「何も気にせず話すことができる(できた)」(22.8%)、「どう思われるか気になるが話すことができる(できた)」(22.2%)という結果に。
「プライベートな関係」7割弱に対し、「ソーシャルな関係」では5割弱と低い結果となった。年代別では、60代女性が3割と最も少なかった。

2.月経による業務への支障「相談してほしい」男性7割弱

全国の20代から60代の男性500人に「職場の女性が月経による不調やつらさによって業務に支障がある場合、相談してほしいと思うか」を質問したところ、「そう思う」(24.1%)、「ややそう思う」(42.9%)と月経による業務への支障を相談してほしいと回答した男性は7割近くにのぼった。

「月経による不調やつらさについて、職場などソーシャルな関係の男性に話すことができる(できた)」と回答した女性が5割弱だったのに対し、「相談してほしい」と回答した男性は7割弱と、男性側の理解や配慮が高い結果となった。

3.女性ならではの悩みを話す「自然なこと」男性4割、女性3割

全国の20代から60代の男女1,000人に「女性が、女性ならではの身体の悩みを他人にオープンに話したりすることについてどう思うか」を質問したところ、34.8%が「自然なことだと思う」と回答。男女別では「自然なことだと思う」が男性の4割、女性の3割と男性の方が高い結果となった。

男性では「自然なことだと思う」(39.8%)と回答した割合が最も高く、次いで「やや戸惑いがある」(31.8%)という結果に。
女性では「やや戸惑いがある」(41.2%)と回答した割合が最も高く、「自然なことだと思う」(29.8%)を上回り、女性の方が戸惑いを感じていることが明らかとなった。

月経を取り巻く課題の解決は、ジェンダー平等を実現するためのひとつのステップとなることが期待される。


全国の20代から60代の男女1,000人に「フェムテック(Femtech)* について知っているか」を質問したところ、「言葉の意味・内容を知っている」(9.4%)、「聞いたことがあるが、意味・内容までは知らない」(15.2%)、「知らないし、聞いたこともない」(75.4%)という結果に。
最も認知率が高かった20代女性でも「言葉の意味・内容を知っている」(20%)、「聞いたことがあるが、意味・内容までは知らない」(17%)にとどまり、「フェムテック(Femtech)」という言葉の認知度はまだ高くないようだ。


*FemTech(フェムテック)とは、Female(女性)とTechnology(テクノロジー)をかけあわせた造語で、女性が抱える健康の課題をテクノロジーで解決できる商品(製品)やサービスのことを指す

※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。

  • 調査概要
    • 調査名  :人権とジェンダー平等に関する意識調査
    • 調査対象 :全国の20代~60代の男女1,000人
    • 調査方法 :インターネット調査
    • 調査期間 :2021年8月27日~8月30日

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このたびの調査結果を踏まえ、BIGLOBEは、より暮らしやすい社会の実現を目指してまいります。

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