ニュース

政治や経済において「女性リーダーが増えて欲しい」7割弱
BIGLOBEが「人権とジェンダー平等に関する意識調査」第1弾を発表

~差別や偏見を感じること「家庭での役割」「婚姻に関する制度」
「職場で重要な/責任ある役職に就く機会」で男女差~

  • お知らせ
  • リサーチ
  • BIGLOBE調べ
2021-09-21

ビッグローブ株式会社

BIGLOBEは、「人権とジェンダー平等に関する意識調査」を実施しました。本日、調査結果の第1弾を発表します。

本調査は、全国の20代~60代の男女1,000人を対象にアンケート形式で実施しました。調査日は2021年8月27日~8月30日、調査方法はインターネット調査です。

調査結果のトピックス

  1. 差別や偏見を感じること「家庭での役割」「婚姻に関する制度」「職場で重要な/責任ある役職に就く機会」で男女差
    日常生活でジェンダーによる差別や偏見を感じることがあると回答した、全国の20代から60代の男女290人に「日常生活でジェンダーによる差別や偏見を感じること」を質問したところ、「家庭での役割」(男性16%、女性44.5%)、「婚姻に関する制度」(男性27.8%、女性39%)、「職場で重要な/責任ある役職に就く機会」(男性26.4%、女性15.8%)で10ポイント以上の男女差に。男性と女性の意識に大きな差があることが浮き彫りとなった。
  2. 政治や経済において「女性リーダーが増えて欲しい」7割弱、女性首相誕生は5割強
    全国の20代から60代の男女1,000人に「今後、政治や経済において女性リーダーが今より増えてほしいと思うか」を質問したところ、「そう思う」(21.1%)、「ややそう思う」(45.8%)という結果に。政治や経済において女性リーダーが今より増えてほしいと思っている人が7割近くにのぼった。
  3. ジェンダー平等について考えるきっかけ「SNS」「新聞・雑誌」などで年代差
    全国の20代から60代の男女1,000人に「ジェンダー平等について考えるきっかけとなるもの」を質問したところ、「国内の事件」(42.1%)、「海外の事件」(31.5%)が上位に。「インターネットの記事・コラム」(25.2%)、「著名人の発言」(19.7%)、「SNS」(16.9%)と続くが、年代によりきっかけに大きな差があることが明らかとなった。。

調査結果詳細

1.差別や偏見を感じること「家庭での役割」「婚姻に関する制度」「職場で重要な/責任ある役職に就く機会」で男女差

全国の20代から60代の男女1,000人に「日常生活でジェンダーによる差別や偏見を感じることがあるか」を質問したところ、「よくある」(5.8%)、「時々ある」(23.2%)と3割弱が日常生活でジェンダーによる差別や偏見を感じることがあると回答。男女別では、男性28.8%、女性29.2%とほぼ同じ割合となった。

さらに、日常生活でジェンダーによる差別や偏見を感じることがあると回答した20代から60代の男女290人に「日常生活でジェンダーによる差別や偏見を感じること」を質問したところ、「外見に関すること」(39.7%)「個人の性質に関すること(男らしい/女らしいなど)」(39%)、「婚姻に関する制度」(33.4%)、「職場での役割」(30.3%)、「家庭での役割」(30.3%)が3割をこえる結果に。
10ポイント以上の男女差があった項目では、「家庭での役割」が男性16%に対し、女性は44.5%、「婚姻に関する制度」が男性27.8%に対し、女性は39%が差別や偏見を感じると回答。一方、「職場で重要な/責任ある役職に就く機会」は男性が26.4%、女性が15.8%と男性の方が高い結果となり、男性と女性の意識に大きな差があることが浮き彫りとなった。

2.政治や経済において「女性リーダーが増えて欲しい」7割弱、女性首相誕生は5割強

全国の20代から60代の男女1,000人に「今後、政治や経済において女性リーダーが今より増えてほしいと思うか」を質問したところ、「そう思う」(21.1%)、「ややそう思う」(45.8%)という結果に。政治や経済において女性リーダーが今より増えてほしいと思っている人が7割近くにのぼった。
男女別では、男性61.8%、女性72%と女性の方が、女性リーダーの増加を望む結果となった。

さらに、「数年以内に、日本で女性首相の誕生を望むか」という質問に対し、「望む」(17.5%)、「やや望む」(38.8%)と5割強が女性首相の誕生を望むという結果となった。
特に20代女性では、「望む」(19%)、「やや望む」(50%)が7割にものぼった。一方、20代男性は5割を下まわり男女差がみられた。

また、「次に実施される国政選挙に参加するか」という質問に対しては、「必ず参加(投票)する」(39.7%)、「おそらく参加(投票)する」(33.7%)と全体では7割強が参加(投票)すると回答。年代別では、年代が上がるにつれ参加(投票)すると回答した割合が高い結果となった。

3.ジェンダー平等について考えるきっかけ「SNS」「新聞・雑誌」などで年代差

全国の20代から60代の男女1,000人に「ジェンダー平等について考えるきっかけとなるもの」を質問したところ、「国内の事件」(42.1%)、「海外の事件」(31.5%)が上位に。年代により大きな差もみられ、「SNS」(20代26%、60代5.5%)、「インターネットの記事・コラム」(20代18.5%、60代32%)、「新聞・雑誌の記事・コラム」(20代4.5%、60代21.5%)と年代によるメディアの利用状況を反映する結果となった。


※本調査レポートの百分率表示は四捨五入の丸め計算を行っており、合計しても100%とならない場合があります。また複数回答可の設問があるため、合計100%を超える場合があります。

  • 調査概要
    • 調査名  :人権とジェンダー平等に関する意識調査
    • 調査対象 :全国の20代~60代の男女1,000人
    • 調査方法 :インターネット調査
    • 調査期間 :2021年8月27日~8月30日

BIGLOBEでは社内外のイノベーション事例、それらを体現する人物を紹介するメディア「あしたメディア by BIGLOBE」にて、社会が直面している課題と解決に向けた動きを提示しています。
https://ashita.biglobe.co.jp/

このたびの調査結果を踏まえ、BIGLOBEは、より暮らしやすい社会の実現を目指してまいります。

※記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。

本件に関するお客さまからの問い合わせ先

BIGLOBEカスタマーサポート インフォメーションデスク
電話: 0120-86-0962 (通話料無料)
携帯電話、IP電話の場合  03-6385-0962(通話料お客さま負担)
※ 市外局番からおかけください。
電話番号は、おかけ間違えのないようにご注意ください。
https://support.biglobe.ne.jp/ask/