BIGLOBEは、ワンビ株式会社(以下ワンビ)と提携し、ノートPC持ち出しに伴う情報漏えい対策として、中小規模企業向けにSaaS型の遠隔消去サービス「リモートワイプ」を、本日より提供開始いたします。
「リモートワイプ」は、専用ソフトをインストールし、PCの盗難や紛失が発生した場合でも、ネット接続可能なPCからあらかじめ設定した対象PCのデータを遠隔で消去できるサービスです。本サービスは、NECパーソナル商品総合情報サイト「121ware.com(注1)」で個人向けに提供している「遠隔データ消去サービス」に、一元管理機能を追加し中小規模企業向けに提供するもので、月額315円(税込)/台(注2)から提供いたします。
なお、本サービスの基盤には、ワンビの“PCデータ遠隔消去サービス(注3)”を活用しています。
本サービスの概要は下記の通りです。
- 遠隔消去サービスをSaaS型で提供
対象PCに専用ソフトをインストールし、管理サーバに登録するだけで利用可能となるもので、ネット接続可能なPCから消去指示を送ることで、あらかじめ設定したPC内の個人情報や機密情報を遠隔消去。消去指示により、紛失したPCがネットに接続された瞬間にデータを削除し、一定時間ネットに接続されない場合でも、対象データを不可視化することで、重要データの情報漏えいが防止できる。
- 一元管理による運用をサポート
利用企業内の持ち出しPCを一元管理できる。設定を徹底し情報漏えいリスクを抑えるほか、導入の手間を削減できる。また、管理者は全ての持ち出しPCの遠隔消去ができるだけでなく、消去完了を管理画面やメール通知により把握することができるため、PCが紛失した際、迅速に対処や確認が可能となる。
- ケータイやスマートフォンからの遠隔消去に対応
複数PCの一元管理ができるSaaS型の遠隔消去サービスにおいて、はじめてケータイやスマートフォンから対象PCの遠隔消去を実現。パソコンが紛失した際、管理者が不在でも迅速に対処できるため、情報漏えいリスクを軽減することが可能となる。データの消去にあたっては、復元ソフトやデータ解析装置などから復元が難しい、米国国家安全保障局(NSA)方式で完全消去に対応。消去したファイルの名前や消去完了日時など詳細な情報を消去確認証明書として発行することで、データ消去の確証として利用可能。
昨今、モバイルブロードバンドの浸透から、外出先でもノートPCなどを使ってビジネスに対応する機会が増える一方、PCの盗難や紛失による情報漏えい事故が多数発生しております。従来のPC盗難や紛失の対策として、ハードディスク暗号化などデータのアクセスを防ぐことが主流でしたが、昨今は、PC紛失後も確実なデータ消去が求められるようになっており、中小規模企業からは、低コストで容易に導入できる遠隔消去サービスの提供が求められておりました。
BIGLOBEは、本サービスにおいて3年間で累計3万ID、売上2億円を目指してまいります。今後は、PCをはじめ、メールやネットワーク向けなどの情報漏えい対策サービスをSaaS型で提供し、中小規模企業のセキュリティ対策を支援してまいります。
BIGLOBEは、一人ひとりの“かなえたい想い”を実現する サービスパートナーとして、最新技術の活用や多様なコラボレーションにより、魅力的なサービスを提供してまいります。
(注1)
NECパーソナル商品総合情報サイト「121ware.com」
URL : http://121ware.com/
(注2)
最低5台以上、3ヶ月以上の利用が必要
(注3)
累計20万クライアント以上に導入実績のある「トラストデリート」を活用。
※記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。
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