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BIGLOBE
2009年08月31日

博報堂DYインターソリューションズ、「buzz analyzer」を開発
インターネット上のクチコミとマスメディアの影響を統合的に分析


 
株式会社博報堂DYインターソリューションズ
NECビッグローブ株式会社
 

株式会社博報堂DYインターソリューションズ(本社:東京都港区 代表取締役社長:桜井徹哉、以下博報堂DYインターソリューションズ)は、ブログなどのインターネット上のクチコミの広がり、検索数、インターネット広告、マス広告、PR露出の影響を統合的に分析するサービス「buzz analyzer(バズアナライザー)」(商標出願中)を開発、10月1日より販売を開始します。

「buzz analyzer」は、企業の商品名などのワードがブログで書かれている量、そのワードがブログ記事内でどのように取り上げられているかどうかのボジティブ、ネガティブ判定といったネットクチコミでの反響に加えて、ネット検索数の変化、さらには該当商品や競合商品のテレビCM出稿量、新聞広告出稿量、インターネット広告出稿量、テレビ番組などでのPR露出などを併せて分析し、統合的なレポートを行うことを可能にしたサービスです。本サービスは、評判の理由までもが把握可能な、高いブログ解析技術を持つNECビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区 代表取締役執行役員社長:飯塚久夫、以下BIGLOBE)との提携により実現しました。

総務省の調査によると2009年1月末現在のブログ登録者数は約2,695万人となっており、生活者の発信する情報の影響力は非常に大きくなっています。また必要な情報はインターネットで検索して調べることが一般的になっています。一方でブログ等に書かれる記事や検索行動はマスメディアで流される情報の影響を受けることが多くなっています。

企業が商品キャンペーンの効果を検証する際に、ブログの書き込み量、記事内容、検索数、サイト訪問者数などインターネット上のレスポンスが重要な指標になってきていますが、キャンペーン費用の多くを占めるマス広告出稿との関連性や、広報活動によりテレビ番組、新聞等に取り上げられたPR露出との関連性を統合的に分析するサービスはなく、従来、広告主、広告会社はデータを個別に集め、独自に統合する作業を行う必要がありました。
buzz analyzer はこれらのデータをwebブラウザ上で一覧性のあるグラフ等により確認したり、希望のフォーマットで出力したりすることが可能です。また相互の関連性の詳細分析サービスを提供します。当サービスを利用することにより商品キャンペーンや企業ブランディングにおいて、マス広告、インターネット広告、PR施策など様々な生活者への情報提供が期待された効果を生み出しているかを継続的に把握することができます。企業の効果的なコミュニケーション活動へ貢献するツールとしてご活用いただけます。

【ブログ記事分析】
ブログ記事の分析については、BIGLOBEが開発しブログ分析に数多くの実績を持つサービス「感°Report(カンドレポート)」(http://kandoreport.jp/)がbuzz analyzerに組み込まれており、SaaS(サース)型サービスでの提供が可能になっています。ポジティブ・ネガティブ判定、ポジ/ネガディブワード抽出、急増ワード分析、価格、機能などのテーマ別分析、個別記事確認など、詳細な分析が可能です。

【+検索ワード分析】
検索履歴データから、指定のキーワードの検索回数の日別変化を追うことが可能となっています。ブログ分析で記事に出てくる言葉と検索ワードの関係性やマス広告のメッセージとの関係性をみることで、リスティング広告において購入すべきワード、中止すべきワードを判断することも可能になります。

【+広告分析】
マス広告データについてはテレビCMの商品別、素材別出稿量(関東、関西、中京地区)、新聞広告出稿データを入れ込んで分析することが可能です。テレビCM出稿量、新聞広告出稿量とブログ記事数、記事内容、検索数の関係を継続的に見ていくことで、広告出稿量、広告表現とクチコミの関係を分析することができます。
インターネット広告についてはバナー広告の出稿データ、リスティング広告の結果データ等との関連を分析することが可能です。

【+PR露出分析】
テレビ番組での対象商品に関するPR露出を露出時間に合わせてGRP換算し、量的な分析を行うことが可能です。また番組内で使われた言葉とブログ内で書かれている内容、検索ワードとの関連性を分析しレポートします。

【競合分析】
自社がキャンペーンを実施していない場合でも競合他社のキャンペーンにより、その商品との比較でクチコミが広がるケースがあることは知られていますが、競合他社のインターネット・マス広告出稿量、PR露出量、ブログ記事量と関連付けてみることにより、定量的な把握を行うことができます。またブログ記事で語られている内容から、ポジティブ要素、ネガティブ要素を抽出して、自社のキャンペーン施策の見直しをスピーディーに行うことができます。

【追加機能】(予定)
今後、インターネットニュースでの露出データ、新聞記事、雑誌記事露出データを順次装備していき、様々な角度からネットクチコミを分析できるサービスとしていきます。

 

■株式会社博報堂DYインターソリューションズ
 代表者:桜井徹哉
 本社所在地:東京都港区赤坂五丁目3-1 赤坂Bizタワー
 資本金:4億9,900万円 ※博報堂DYメディアパートナーズ100%子会社
 社員数:111名(2009年7月現在)
 事業内容:インターネット広告の企画立案・実施、webサイトの制作、広告効果分析等
 
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