ＮＥＣビッグローブ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役執行役員社長：飯塚 久夫、以下BIGLOBE）は、BIGLOBEが提供するWebメールサービス「ウェブリメール」（https://webrymail.biglobe.ne.jp/)において、日本ベリサイン株式会社 （本社：東京都中央区、代表取締役社長兼CEO：橋本 晃秀、以下日本ベリサイン）のEV SSL 証明書「グローバル・サーバID EV」を国内ISPとして初めて導入いたします。

このたびBIGLOBEでは、メールアドレスやID・パスワードの入力頻度が高い「ウェブリメール」のログイン画面において、本日より、EV SSL証明書を導入いたします。
これにより、利用者の方がウェブリメールのログイン画面にアクセスすると、ウェブブラウザのアドレスバーが緑色に変化し、会社名（NEC BIGLOBE Ltd.[JP]）と認証局名（VeriSign によって識別）が交互にアドレスバーに表示され、アクセス中のウェブサイトがフィッシングサイトではなく本物のサイトであることを視覚的にわかりやすく確認することが可能になります。
今般、約67%のインターネットユーザがショッピングや銀行取引だけではなく、オンライン上での会員登録時にも個人情報の漏洩について不安を感じています。(注1)　金融業界では採用が進む EV SSL証明書ですが、ISP事業者としては初めての導入となります。

＜Internet Explorer 7の表示例＞

このたびBIGLOBEが導入したEV SSL 証明書「グローバル・サーバID EV」の機能は以下の通りです。

• “グリーン・バー”で安全なサイトであることを表示
  セキュリティを強化したウェブブラウザ上で「グローバル・サーバID EV」で保護されたウェブサイトにアクセスすると、アドレスバーが緑色に変わります。
  
  
• フィッシング対策のため、ウェブサイト運営組織の実在性を視覚的に表示
  「グローバル・サーバID EV」は、厳密に規定された全世界標準の認証ガイドラインに基づいて発行され、アドレスバーの横に、SSLサーバ証明書に記載されている組織名およびその証明書を発行した認証局名を表示し、ウェブサイトの運営組織の実在性を証明します。
  近年急増しているフィッシング対策に大きな効果を発揮し、ウェブサイトの信頼性を高めます。
  
  
• Windows Vistaでの標準対応
  EV SSL証明書はWindows Vistaに標準対応しております。ベリサインが独自に開発した「EV Upgrader」により、Windows XP上でのInternet Explorer 7においても、アドレスバーが緑色で表示されます。(注2)
  

　
今後とも、BIGLOBEと日本ベリサインは、巧妙化するフィッシング詐欺などの脅威に対する有効なソリューションを提供し、プライバシー情報といった重要な情報を適切に保護しながら安心してインターネットを利用できる社会の実現に貢献してまいります。
　

　
注1)　2007年11月ベリサイン調べ
　
注2)　EV Upgrader は、ベリサインEV SSL証明書を導入したウェブサイトに掲載されたベリサインセキュアドシールの付加機能として提供しています。ウェブサイトに、ベリサインセキュアドシールを掲載するだけで、Windows XPクライアントシステム(Internet Explorer7を使用し、ブラウザのフィシング詐欺検出機能を有効にしている必要があります)を利用するユーザが、ウェブサイトにアクセスすると、ブラウザのアドレスバーが緑色に変化するようになり、EV SSL証明書の機能を視覚的に体験できるようになります。

ベリサイン EV SSL証明書の詳細は https://www.verisign.co.jp/server/products/ev_ssl/ をご参照ください。

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