BIGLOBEは、アクティブシニア向けサイト「BIGLOBE Station50」（※１）において、2006年3月に40代〜60代の全国インターネットユーザーを対象として「旅行」に関する調査を行い、その結果をまとめました。
本調査は、2006年2月に行った「世代別アンケート調査 セカンドライフの生きがい〜理想と現実」の結果から、アクティブ・シニア世代の興味・関心のあるサービスとして「旅行」というキーワードが大きく浮かび上がったことを受けたものです。
今回はこの「旅行」をテーマに質問内容の範囲をさらに広げ、旅行回数、目的、情報収集、交通手段、費用など、さまざまな面から調査を行い、シニア世代の旅行に対する意識、近年の傾向などを探りました。
＜調査結果の概要＞
１．60代女性では、旅行は「年に6回以上」（14%）が「一度も出かけなかった」（12%）を抜き、セカンドライフを謳歌するシニア像が浮き彫りに
過去1年の旅行回数（1泊以上）をたずねたところ、年齢層が上がるにつれてその回数は増加しています。
特に60代男性では年3回以上と答えた数が全体の約半数を占め、これは退職して自由に使える時間が増えたことが影響していると考えられます。
また60代女性では年6回以上と答えた数が一度も行かなかった数よりも多いという結果になりました。
２．旅行プランで最も重要視するのは宿泊先。年齢が上がるとともに傾向が顕著に。
モニター全体の80%以上が宿泊先を「重要」「とても重要」と答えています。別に質問した「旅行に求めるもの」で、温泉や露天風呂などの「癒し」、次いでご当地の味覚などを求める回答が多かったことからも、高級旅館など、非日常的な滞在空間を求める姿が想像できます。特に女性は顕著にその傾向が見られ、男性の場合は年齢が上がると共に「重要」の割合が高くなりました。
３．40代はすべて自分で手配が圧倒的。
一方、年齢が上になるほどパッケージツアーが人気に。
大変興味深いのは、全世代を通して「全て自分で手配」が大きく票を集めたこと。インターネット時代の恩恵が影響していると思われます。ネットを日常的に利用する若い年代は特にこの傾向が顕著でした。
一方、年齢が上がるにつれてパッケージツアーの利用も増え、60歳以上の女性では約40％で、全て自分で手配するよりも多くなります。
情報収集の段階で、若い世代がネットやガイドブックを多く利用する一方で、年齢が上がると共に、旅行会社が発行するパンフレットを参考にしている方が増えていることも、シニア世代のパッケージツアー人気を裏付けています。
さらに詳しい調査結果については、「BIGLOBE Station50世代別アンケート調査結果」（http://station50.biglobe.ne.jp/vote/02/）をご参照ください。
＜実施概要＞
- 調査対象： ＢＵネットリサーチモニター（ＢＩＧＬＯＢＥカフェ会員※３）
- 調査方法： インターネット上のアンケートによる調査
- 調査実施時期： 2006年3月
- 回答者数： 1,215名
＊内訳： 男性49.7％、女性 50.3％ ／ 40代 33.6％、50代 33.2％、60代 33.2％
※１：「ＢＩＧＬＯＢＥ Station50（ステーション50）」について ＜URL： http://station50.biglobe.ne.jp/＞
団塊世代を中心とした「アクティブシニア」向けに、情報を提供するポータルサイト。「６０/70年代懐かしの特集」、「おとなのたまり場ボンビバン」、「金融」、「旅行」情報など、コンテンツも充実。
※２：インターネットリサーチサービス「ＢＵネットリサーチ」について ＜URL： http://www.bu-net.jp/＞
「ＢＵ（ビーユー）ネットリサーチ」は、インターネット事業者であるＢＩＧＬＯＢＥと、調査会社ユーティルが共同で本年１１月より提供を開始したインターネットリサーチです。ＢＩＧＬＯＢＥが有する約１６０万人の大規模モニターと、ユーティルの調査ノウハウを結集したリサーチシステムにより、上質な調査結果にフォーカスしています。
※３：ＢＩＧＬＯＢＥカフェ会員について ＜ URL： http://cafe.biglobe.ne.jp/＞
「ＢＩＧＬＯＢＥカフェ会員」は、ＢＩＧＬＯＢＥが提供する、ブログ、グリーティングカード、ゲームイベントへの参加など、加入しているプロバイダに関わらず無料でサービスを利用できる会員組織です。
ＢＩＧＬＯＢＥでは、利用者の皆様にインターネットを通じて新しい“きっかけ”や“発見”、 “感動”を味わっていただくために、「ネット＊スパイス」をスローガンとして、スパイスの効いた、ひと味ちがったサービスを今後 順次提供してまいります。
