KDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼会長:小野寺 正、以下「KDDI」)、 日本インターネットエクスチェンジ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石田 慶樹、以下「JPIX」)、NECビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:飯塚 久夫、以下「BIGLOBE」)、ニフティ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:今村 隆、以下「ニフティ」)、株式会社朝日ネット(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山本 公哉、以下「朝日ネット」)および株式会社ヴェクタント(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:有田 大助、以下「ヴェクタント」)の6社は、NTT東西が提供する次世代ネットワークにおいて、ネイティブ方式による IPv6インターネットのローミングサービスを提供することを目的として、共同で事業を進めていくことに合意しました。
この合意に基づき、6社は、共同で事業を推進する新会社「日本ネットワークイネイブラー株式会社」(以下「JPNE」)を設立しました。新会社は、2010年2月にKDDIおよびJPIXが設立した「ブロードバンドアクセスエクスチェンジ企画株式会社」が実施した第三者割当増資に6社が応じ、2010年 8月30日(月)の同社株主総会決議を経て、事業会社として社名変更したものです。
現在のインターネット標準プロトコルであるIPv4は、近い将来、IANA(注)から払い出されるアドレスの枯渇が懸念されており、2011年4月に、次世代ネットワークにおいて、IPv4と比較してアドレス数および機能が飛躍的に拡張されているIPv6を利用したサービスが開始されることとなっています。
(注)「Internet Assigned Numbers Authority」の略。IPアドレスの割り当てを行う組織。
JPNEは、次世代ネットワークを利用するお客さまに最適かつ利便性の高いIPv6インターネット接続サービスを提供するため、ISP事業者へのIPv6インターネット接続事業支援およびIPv4アドレス枯渇後の継続的なインターネット接続環境を提供します。
KDDI、BIGLOBE、ニフティ、朝日ネットおよびヴェクタントは、JPNEのサービスを利用したIPv6インターネット接続サービスの提供により、IPv6の早期普及および発展を目指していきます。
JPNEの概要は以下の通りです。
<会社概要>
社名 |
日本ネットワークイネイブラー株式会社
(英文名称 Japan Network Enabler Corporation) |
設立日 |
2010年8月30日(月) |
事業内容 |
インターネットサービスプロバイダへのローミングサービス事業
ローミングサービス事業に附帯関連する一切の業務 等 |
本社所在地 |
東京都千代田区大手町1−8−1 |
資本金 |
20億円 |
株主 |
KDDI |
55% |
JPIX |
9% |
NECビッグローブ |
9% |
ニフティ |
9% |
朝日ネット |
9% |
ヴェクタント |
9% |
|
代表者 |
代表取締役社長 小林 昌宏 |
以上 |