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プレスリリース
BIGLOBE
2010年02月24日

法政大学とBIGLOBEによるインターネット上での
新サービス創出を目指した共同プロジェクトについて
〜CGMを活用した屋内地図サービス「masala」ベータ版の提供を開始〜
 
学校法人法政大学
NECビッグローブ株式会社
 
  
 

学校法人法政大学(東京都千代田区、総長:増田壽男、以下法政大学)と、NECビッグローブ株式会社(東京都品川区、代表取締役執行役員社長:飯塚 久夫、以下BIGLOBE)は、文部科学省「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」の一環として、2009年10月よりインターネット上での新サービス創出を目指した共同プロジェクトを開始しており、本日、屋内地図サービス「masala」ベータ版(URL: http://flab.k.hosei.ac.jp/masala/ )の提供を開始いたします。

両者が推進する新サービス創出プロジェクトは、法政大学情報科学部の藤田悟教授を中心とした大学院生とBIGLOBEのポータル事業担当者で構成されており、学生の柔軟な発想力と、BIGLOBEの技術力・ノウハウを組み合わせ、インターネット上での新たなサービスを企画・開発するものです。BIGLOBEは、開発されたベータ版サービスの事業化を検討し、法政大学では開発のプロセス自体を教育プログラムとして活用します。尚、プロジェクトは3年間継続する予定であり、半年単位で新たなテーマを設定して、新サービス創出に取り組んでいきます。

このたび、2009年10月に開始したテーマ「プラットフォーム型サービスの開発」において、インターネット上の地図情報と連動し、建物内のフロア情報や店舗情報などをCGM型で編集・閲覧する情報サービス「masala(マサラ)」を開発し、本日よりベータ版を公開いたします。「masala(マサラ)」ベータ版では、法政大学小金井キャンパス西館のフロアマップやフロア内施設を閲覧することができ、PCからは口コミ投稿が可能なほか、スマートフォンでは、施設内の特定ポイントの写真を閲覧する際に、端末の向きにあわせた360°表示を実現しています。今後は、デパートや駅、公共施設等など、一般の利用者が参加しやすい施設情報の充実を図っていく予定です。

法政大学情報科学部は、文部科学省「大学教育・学生支援推進事業【テーマA】大学教育推進プログラム」における「高度情報処理技術者を目指す学士力の育成」への取り組みの一環として学生のキャリアデザイン形成に向けた専門スキルの醸成教育を推進しています。インターネットサービスで豊富な実績を持つBIGLOBEと共同で、サービス戦略のモデリングから企画・開発までを一貫して行なうことで、ビジネス的な視点からのプロジェクト遂行を目の当たりにしながら、発想力・表現力・コミュニケーション力・遂行能力を高める実践的な教育の場が実現可能になります。

BIGLOBEは、既存の事業に捉われない学生の柔軟な感性によるアイディアや企画力に期待しており、新しいビジネス創造の可能性を探るべく、法政大学と共同でサービス開発を進めてまいります。

今後も両者は、本プロジェクトを共同で推進することで、iPhoneやandroid端末といったスマートフォン向けのサービス、GPSや加速度計などセンサーを活用したサービスの開発をすすめるなど、インターネット上の新たな価値創造に向けて取り組んでまいります。

以 上

  • CGM:Consumer Generated Media。インターネット上で消費者側の発言をまとめることで形成される情報メディア。

  • GPS:Global Positioning System。全地球測位システム。地球上の緯度・経度・高度を衛星を使って測位するシステム。

  • 記載されている会社名および商品名は各社の登録商標または商標です。
 
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