ナビッピドットコム株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：篠崎 登、以下ナビッピドットコム）は、ＮＥＣビッグローブ株式会社（本社：東京都品川区、代表取締役執行役員社長：飯塚　久夫、以下BIGLOBE）と協業し、携帯電話のＧＰＳ機能で社員の位置情報を把握する「位置情報ＡＰＳサービスＤＰ２」(URL：http://business.biglobe.ne.jp/asp_saas/dp2/)を、本日よりBIGLOBEにて提供開始いたします。

本サービスは、ＧＰＳ機能付き携帯電話を持つ社員の位置情報を、ＰＣや携帯電話で閲覧できるサービスで、ナビッピドットコムが提供中の「位置情報ＡＳＰサービスＤＰ２」を、「BIGLOBEビジネスサービス」のＡＳＰメニューとして提供するものです。本サービスの利用企業は、社員の現在地を管理画面上で確認しながら適切な指示を出すことにより、訪問営業のルート、車の配車、物流の配達、メンテナンスの手配といった業務の効率化が可能となります。また、社員からの位置情報、時間、画像付き簡易日報により、迅速かつ的確な行動分析が可能です。ＳａａＳ型での提供のため、低コストでの導入が可能であり、営業支援、タクシー、物流、保守メンテナンス、介護、警備会社など、幅広いビジネスで容易に活用できます。

本サービスの利用にあたっては、対象社員のＧＰＳ機能付き携帯電話への専用ソフトのダウンロードが必要となり、管理者は、ネット接続されたＰＣ端末、携帯電話を介しナビッピドットコムが提供する管理画面にアクセスするだけで、簡単に社員の位置情報を確認することが出来ます。本サービスの利用料金は、位置情報を把握する携帯電話一台あたり月額５２５円（税込）から（注１）、管理画面利用料金はＰＣ一台あたり月額５，２５０円（税込）（注２）であり、初期投資の負担を大きく軽減するとともに、スピーディーな導入が可能となっております。尚、ＮＴＴドコモ、ａｕ、ソフトバンクの３キャリアに対応しているため、
携帯電話キャリアが混在する企業においても導入が可能です。

総務省による３Ｇ携帯端末への位置情報通知機能の対応が義務化されたことから、ＧＰＳを活用した位置情報サービスにおける企業のニーズが急速に拡大しています。特に、社員の社外勤務が多い企業においては、位置情報を使用して業務の効率化を図りたいというニーズが高まっており、位置情報サービス市場は、２００９年度は２，４００億円規模（注３）になると予測されております。このたびのサービスは、手軽に位置情報サービスを活用したいという企業ニーズに応えるものです。

ナビッピドットコムでは、人件費やコスト削減が叫ばれている営業や物流等の現場において、さらなるコスト削減と効率化を実現する位置情報サービスソリューションとして、本サービスを提案してまいります。本サービスにおけるナビッピドットコムの売上目標は、各業種向けカスタマイズによるソリューション開発も含めて、初年度２億円を目指しており、このたびのBIGLOBEとの協業で事業を拡大し、達成を目指してまいります。

BIGLOBEは、ケータイサイトやメールを活用したマーケティングサービスで豊富なノウハウを有しており、本位置情報サービスと連携させることで、場所や目的にあわせたレコメンドなど、複合的なマーケティングソリューションを実現してまいります。企業の業務効率化ニーズと、マーケティング最適化ニーズの双方に柔軟に対応していくことで、今後２年間で１，０００社への導入を目指してまいります。

以上

　
（注１）
ＮＴＴドコモ：１，０５０円／台（税込）、ａｕ：１，０５０円／台（税込）、ソフトバンク：５２５円／台（税込）。１０ヶ月以上の利用が必要。

（注２）
管理画面はＰＣと携帯電話で閲覧可能。ただし、最低１台のＰＣ端末の契約が必要となります。

（注３）
出展：株式会社ROA Group「日本位置情報サービス（LBS）の動向と展望」