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プレスリリース
 
BIGLOBE
2009年07月03日

NECとBIGLOBEが『みんなでカーボンダイエット』の
NEC社員向けトライアルで家庭内電気使用量15%削減を達成
〜「地域省エネ家電二酸化炭素削減量可視化事業」において、本仕組みを横浜市・沖縄県で採択〜
 
日本電気株式会社
NECビッグローブ株式会社
    
 

NECならびにNECビッグローブ(以下、BIGLOBE)はこのたび、本年4月〜6月にNECグループ社員約100世帯でトライアルを実施したCO2排出量見える化サービス『みんなでカーボンダイエット』において、世帯平均の電気使用量15%削減(4〜5月:前年同月比)を達成いたしました。

本トライアルは、設置が容易な専用ユニットで電気使用量を測定し、近距離無線を使ってサーバ上に使用データを自動的に送信し集計するものです。自身の省電力対策によるCO2削減効果がWeb上から一目で分かり、他の参加者と競い合いながら、省エネ活動を楽しく継続することが可能です。

またBIGLOBEが応募に参加した経済産業省公募案件「地域省エネ家電二酸化炭素削減量可視化事業」では、横浜市と沖縄県(那覇市、宮古島市)でエアコン、テレビ、冷蔵庫の省エネ効果を実測するための基盤に『みんなでカーボンダイエット』の仕組みを活用することを採択いたしました。

『みんなでカーボンダイエット』のトライアル結果は以下の通りです。

  1. 家庭内電気使用量を平均15%削減
    モニター世帯における本年4月と5月の電気使用量が、『みんなでカーボンダイエット』を活用したことで、前年同月比平均15%削減を達成。

  2. 杉の木10本分のC02削減を実現
    全世帯のCO2削減量の合計は、杉の木植樹10本分のCO2吸収量に相当する約3,412Kgを達成(注1)

  3. 「見える化」や「ゲーム性」を有した確認画面が高評価
    トライアル参加者へのアンケートでは、 “子供がモニター参加者内の達成順位を毎日チェックした”、“家族全員で前日の電気使用量を確認し削減意識を高めた”など、削減効果を「見える化」しゲーム性を取り入れたことで、家族の協力を得やすかったことへの評価が高い。また“省エネ製品への買換え”や、“週末を極力外で過ごす” “早寝早起き”といった生活スタイルの転換も目立った。

 
NECとBIGLOBEは、本トライアルの実績やノウハウを活用し、環境意識の高い自治体や民間企業を対象としたソリューションメニュー化を本年度中にすすめることで、今後3年間で売上高20億円を目指して参ります。

以 上

 
(注1)
電気使用量削減量1kwHあたり、CO2排出0.339Kgの削減効果として換算。さらに、杉の木1本分が20年間に吸収するCO2量を320Kgとして換算。

 
 本件に関するお客様からの問い合わせ先
     
  NECビッグローブ 事業開発室  泉本、山崎
    電話:(03)6479−5642
(調査概要)

 

  • 調査実施名称
    みんなでカーボンダイエット

  • 調査方法
    モニター世帯の分電版に設置が容易な専用ユニットで電気使用量を計測し、近距離無線を使ってサーバ上に使用データを自動的に送信し集計する。収集したデータを、前年同月の電気使用量を比較した削減量を集計。

  • 利用者
    NECグループ社員約100世帯

  • 期間
    2009年4月1日 〜 2009年6月30日

  • 利用者有効データ数
    86人 (総利用者数 約100人)
 
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