財団法人日本ラグビーフットボール協会(所在地:東京都港区、会長:森 喜朗、以下、ラグビー協会)は、NECビッグローブ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役執行役員社長:飯塚 久夫、以下BIGLOBE)と連携し、Web活用により選手をはじめとするラグビー関係者間のコミュニケーションを強化することで、ラグビー活性化に向けたファンサービスの品質向上を図ってまいります。
ラグビー協会では、これまで選手・レフリーなど部門ごとに管理していたデータベースを統合し、ラグビー関係者を一元的に管理するデータベースを新たに構築いたしました。これにより、メールマガジンを活用したラグビー関係者向けの情報配信、情報共有が可能となり、協会とコーチ、レフリーなどが連携した新しいイベントや、地域と連携した競技者育成が可能となるなど、関係者間のコミュニケーション強化によるサービス品質向上を実現いたします。またラグビー情報に関心の高い関係者に対し、魅力的なサービスやイベント情報をタイムリーに提供することで、関係者をコアファンとしたラグビー界の活性化を実現してまいります。
このたびの強化の特長は下記の通りです。
- ラグビー界の組織力強化によるファンサービス品質の向上
ラグビー協会では、選手・レフリー・コーチ・協会関係者など、部門別に管理していたデータベースを統合し、約15万人の関係者のチーム・選手登録データや、指導者資格、居住エリア、連絡先などの個人情報を一元管理。これにより、最新のルール情報などを持つレフリーと選手、コーチ間の情報交換が迅速にできるようになるなど、ラグビー競技力強化へつながるファンサービスの品質向上を実現。
- タイムリーな情報提供によるラグビー界の活性化
関係者データベースを活用したメールマガジンの配信により、ラグビー関係者に対して、タイムリーで効果的な情報提供が可能となる。最もラグビーに関心が高く、競技場への集客が見込まれる関係者向けにチケット販売や限定グッズ発売などの情報をタイムリーに提供することで、関係者をコアとしたラグビー界の活性化を図る。
- 関係者の個人情報を高い信頼性で保護
これまで役割ごとに独立し、それぞれの管理方法で運営していたデータベースを、堅牢なBIGLOBEデータセンター上で統合。1600万人を超える会員を有するBIGLOBEの個人情報管理ノウハウを活用した運用により、利便性の向上とともに高い信頼性も確保。
ラグビー協会では、2015年のラグビーワールドカップ日本招致を目指し、業界の活性化に取り組んでおります。これまでも、会員向けがサイトやブログによるチーム間コミュニケーションの促進といったWeb活用を行なっておりましたが、更なるファンサービスの品質向上、業界の活性化に向けては、関係者の組織力強化課題となっていました。
ラグビー協会は、「ラグビー競技を誰からも愛され、親しまれ、楽しめる人気の高いスポーツにする」というスローガンを掲げ、「ラグビー」というスポーツの魅力と醍醐味を多くの皆様に伝えるべく活動しております。この高度情報化社会の現在においては、Webプロモーションの活用も大変重要であると考え、スポーツ競技団体としてはいち早く取り組んでいくものであります。これにより、プレーヤーとファンを着実に増加させ、ラグビー界の活性化を図り、日本ラグビー界が目指すラグビーワールドカップ日本招致の実現に向け取り組んで参ります。
BIGLOBEでは、今後もラグビー協会と連携し、Webを活用したプロモーション強化や業界の活性化に取り組み、ラグビー以外のスポーツ界へもノウハウを展開してまいります。
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