社内ネットワークへのパソコン接続可否を
自動制御できる企業向けセキュリティサービス
「BIGLOBE検疫ネットワークサービス」を開始

2006年01月17日

BIGLOBEでは、このたび、ウイルスや情報漏えいなどの脅威に対して、企業の社内ネットワークに強固なセキュリティ対策を構築する「BIGLOBE検疫ネットワークサービス」(※1)を、本日より提供開始いたします。 

本サービスは、企業の社内ネットワークに接続するPCに対して、OSセキュリティ修正パッチなどの適用状況、アンチウイルスソフトのインストール有無、最新のウイルスパターンファイル適用状況など、企業で定めた社内ネットワークに接続するためのセキュリティポリシー基準に適合するかどうかを、自動チェックすることが可能なサービスです。
また、セキュリティポリシーに不適合なPCは社内ネットワークへの接続を制限し、「隔離」「検査」「アクセス許可」の一連のアクセス制御も自動的に行うことができます。

本サービスの主な特長は、以下の通りです。
●検疫ネットワークとして様々な特長と実績を持つCisco社のNACソリューション(※2)に対応
実績・信頼性のあるCisco製ネットワーク製品を使った隔離強度の高い検疫方法を採用。また、IEEE802.1X認証方式との連携が可能であり、固定IP、DHCP方式にも対応可能で、アドレス体系の変更が不要。

●セキュリティレベルを向上させる連携ソリューションとの組み合わせが可能
下記の2つソリューションにて、検疫ネットワークと連携可能。 各ソリューションはCisco製NW製品がなくても導入が出来るため、強化したいセキュリティ対策から段階的な導入を実現。
1) 未知のウイルス・ワームに対する対策 (CSA)
・CSA(Cisco Security Agent)のふるまい検知機能を利用して、未知のウイルス・ワームから感染を防止
・ファイルへのアクセス制御等により情報漏えい対策にも利用可能
・ネットワークから切り離した状態でも動作するため、PCを持ち歩く方でも高いセキュリティを保持

2) PCのセキュリティ管理(資産管理、ウイルス対策管理等)に対する対策(CapsSuite)
・CapsSuiteの資産管理機能を利用して、管理対象PCの個々のセキュリティ状況を一括で確認できるため、情報セキュリティの「可視化」の促進と、資産管理業務の効率化を推進

●BIGLOBEデータセンターを活用した最適なソリューションを提供
BIGLOBEの運用ノウハウと多くの構築実績を生かし、設計・構築から運用・保守までをトータルにサポート。  
■料金:(PCが1,000台の場合、SI、コンサル、各種機器、ネットワーク費用は含まず)
 初期費用(税別):1,250,000円〜 月額費用(税別):150,000〜

※1 検疫:社内LANに接続する端末に対して、あらかじめ管理者により決められたセキュリティポリシーを満たすかどうかを
自動的にチェックすることで接続先を指定し、セキュリティ上危険と思われるPCを排除すること。
※2 NAC:Network Admission Control(NAC; ネットワーク アドミッション コントロール) ネットワークへ接続される端末
のセキュリティレベルを既存のネットワーク機器で確保する、シスコ主導業界アライアンスをベースとした
セキュリティソリューション。




このたびの新サービスは、BIGLOBEがインターネットサービス事業で培ったセキュリティのノウハウと、NECの各種ネットワーク構築・運用実績により、企業が社内ネットワークのセキュリティ対策を行うためのコンサルテーションから設計・構築・運用まで、トータルなシステムインテグレーションを行うものです。
BIGLOBEでは、今後もセキュリティ対策をはじめ、企業向けサービスをさらに強化してまいります。

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