偽装差出人による迷惑メール対策強化
〜大量宛先不明エラーメール対策〜

2005年06月30日

http://security.biglobe.ne.jp/service/spam/

BIGLOBEでは、7月1日より、偽装されたアドレス宛に届く大量宛先不明エラーメールの対策をはじめとした迷惑メール対策を実施します。

この度の強化の概要は以下の通りであります。

 

1.大量宛先不明エラーメール対策

迷惑メール送信者は、宛先をランダムに組み合わせた文字列にするため、多くが宛先不明となります。従来、BIGLOBEメールサーバでは、一旦メールを受け取ってから宛先アドレスを確認し、宛先が存在しない場合、送信元アドレスにエラーメールを返信していました。
しかし、迷惑メールは送信元アドレスを偽装しているケースが多く、大量の宛先不明エラーメールが偽装された第三者に届いてしまうという問題がありました。
そこで、BIGLOBEメールサーバでは、メールを受け取る前に宛先アドレスの存在を確認し、宛先不明の場合、送信元サーバにエラーコードを返却します。
これによって、偽装されたアドレスに大量宛先不明エラーメールが届かないようにします。

 

2.BIGLOBEメール送信サーバ587番ポート対応

BIGLOBEメールの送信サーバの設定において、従来の25番ポートに加えて、587番ポートも利用できるようになります。これは、一部のISPをご利用の方で、迷惑メール対策等で25番ポートが閉ざされている(注1)場合でも、BIGLOBEのメールサーバを利用したメール送信ができるようにするものです。
BIGLOBEに接続しているユーザの方は変更の必要はありません。

(注1)一部のISPなどで、迷惑メール業者による大量迷惑メール送信を制限するために、他社ISPのメールサーバに接続できないように25番ポートを閉じて、直接メールを送信できなくしていること(Outbound Port 25 Blockingと呼ぶ)。

 

BIGLOBEでは、新コミュニケーションメッセージ「ネット*スパイス」のもと、安心・安全なブロードバンド環境はもちろんのこと、BIGLOBEならではの“スパイス”の効いたサービスを提供し、インターネットを通じてユーザに「発見」や「感動」をお届けしてまいります。

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